【講義】文教大学国際学部への出講、春学期終了

こんにちは。合同会社観光ラボの古屋です。文教大学国際学部における春学期の講義が無事に終了しました。毎週金曜日の講義に備え、木曜日から準備を整える生活リズムにもすっかり慣れました。様々な業種で活躍する可能性を秘めた若い学生たちへの教育は、時に大変ですが、非常にやりがいがあります。

非常勤講師としての役割を、コロナ禍の真っ最中に始めてから早くも3年が経ちました。30名の学生との半年間のセッションは、毎学期新たな発見と楽しみをもたらしてくれます。
一方で、ガイド業務や他の仕事との両立は容易ではなく、毎学期15回の講義を無事に終えられるかどうか、毎度緊張感を持って臨んでいます。

学生たちに授業で学んだことや興味を持ったことを尋ねたところ、浅草や明治神宮への屋外実習や、リアルなツアーの経験談が特に印象的だったとのことでした。

個人的に特に嬉しかったのは、英語でのスピーチに抵抗を感じていた学生が、「人前で英語で話すことの楽しさを知った」と回答してくれたことです。
また、何人かの学生は「自分たちの当たり前が、外国人観光客には当たり前ではない」ことに気づいたと報告してくれました。

さらに驚いたのは、ある学生が「この授業で学んだ大切なことは『親切な英語』だった」と指摘してくれたことです。
単に情報を伝えるだけでなく、いかに相手に伝わりやすくするか、表現やシチュエーションを工夫することの重要性を理解してくれたことに感銘を受けました。
ガイドの英語は、シンプルでクリア、そして理解しやすく興味を引くことが求められます。

これからも「親切な英語」のガイドを追求し、さらに質の高いサービスを提供していきたいと考えています。

古屋絢子 Ayako Furuya 
 2013年より全国通訳案内士として活動し、700組4,000人超のゲストを日本全国へ案内。
 観光分野の専門人材として、観光地のインバウンド集客支援やガイド人材育成に取り組む。

観光庁「インバウンド対応能力強化研修」1級講師
観光庁「世界水準のDMO形成促進事業」 外部専門人材
GSTC “Professional Certificate in Sustainable Tourism”
お茶の水女子大学大学院修了、米国セントラルフロリダ大学 観光地経営・マーケティング Grad Certificate修了。
 日本科学未来館 科学コミュニケーター、東京大学 特任研究員を歴任。

投稿者プロフィール

合同会社観光ラボ
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合同会社観光ラボは、稼げる観光地を増やす!を合言葉に
観光企業の事業計画策定からインバウンド対策実務までを支援する企業です。

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